プリスクール編

プリスクールから公立小学校へ入学した息子の話

こんにちは!管理人のレモンです。

今回は、プリスクール卒園後インターナショナルスクールではなく、小学校への進学を検討されている方の進路の参考になるように、公立小学校へ入学した私の息子(ちびレモン)の実体験をもとにお話をしたいと思います。

プリスクールを卒園後、公立小学校へ進学することになりそうだけど英語力は維持できる?
公立小学校へ進学するなら、幼稚園を選ぶべき?
公立小学校ではなく、私立小学校の方がいいかな?
せっかくプリスクールに通ったのだから、やっぱりインターナショナルスクールに進学するべき?

など、たくさん疑問や気がかりがあるのではないかと思います。私もその中の一人でした。

しかし、我が家のちびレモンが通っていたプリスクールは幼稚園部門のみで、初等部がなかったことと、そもそも私の住んでいる地域(地方都市)にはインターナショナルスクールはなく、一番近いスクールでも片道150㎞程度で新幹線以外では通学できないところです。そのため、当初からインターナショナルスクールへの進学は考えていなかったです。(まぁ学費が年間200~300万円かかるため金銭的にも...)

そのため、早い段階から公立小学校or私立小学校の選択になりました。

 

公立小学校と私立小学校の英語教育の違いは?

2020年から新学習指導要綱に基づき、小学校での英語教育が必修化されましたね。

小学3年生から、英語に親しむことを目的に外国語活動が始まり、小学5年生からは教科としての「英語」が始まります。

そのため、公立小学校でも私立小学校でも英語の学習時間は確保されていますが、やはり私立小学校の方がグローバル化教育に力を注ぎ、英語を習得できるようにカリキュラムが組まれていることが多いようです。

私が検討した私立小学校は2か所ですが、一つ目の小学校は英語の授業は小学1年生から始まり、6年間の英語学習時間は公立小学校と比べると7倍あり、また、国際コースを設けているため、そのコースを選択すると算数と理科は外国人講師から英語で学ぶというものです。

もう一つの小学校は、コース分けはなくすべての児童が算数、図工、体育を英語で学ぶというものです。

英語を単に学ぶのではなく、英語を使ってそれぞれの教科を学習するわけですから、公立小学校での英語教育と比べると一歩も二歩も進んでいることがわかります。

どちらの私立小学校でも、英検(英検についてはこちらで詳しくお話しさせていただいていますので、参考にしてください。)を積極的に受験し、学習の成果が実績として表れていました。

プリスクールを卒業後の英語力の維持については永遠の課題ですので、ここまでのお話から

「絶対に私立の方がいいじゃん!」

と思われるでしょう。

それでは、なぜチビHaloは私立小学校に進学しなかったのか?

それは、『お受験』があるからです、、、。私立小学校は、学習環境も整っており、英語力の維持、向上のみを目的とするなら、一択だと思います。

しかし、ちびレモンは早生まれということが関係しているのか、していないのか、、、年齢の割に幼くとてもじゃないけど理解力があるとは言えずマイペース。もともとのびのびした環境が向いており、受験は難しいだろうな~、入学してからも勉強、勉強の日々に耐えられるかな...etc...

いろいろあり、のびのび自宅から近い公立小学校にしたわけです。

公立小学校への進学後の英語力を維持する方法

こちらでは、小学校への入学後の英語力の維持についてザックリお話しします。

今までは、週5日英語に浸り生活(両親は日本の義務教育での英語学習程度の英語力。つまり話せませんので、家では日本語オンリーの環境)していたのが、いきなり日本語のみでの生活となり、なにも対策をしなければ、英語を忘れるのはあっという間だということは分かっていました。

英語を忘れてしまっては、今までの取り組みが水の泡となってしまうので、親としては何とか維持していかなければ!と。

そこで、卒園後は週2回、そのプリスクールのアフタースクールに通い、『小1英語の壁』に対抗することに。

ちびレモンが通うことにしたアフタースクールは、会話をメインに行うコースと読み・書きの基本をしっかり定着させるためのコースです。

それだけでは、英語に浸る時間は圧倒的に少なくなってしまうため、家ではAmazonプライムやU-NEXTで英語のアニメや映画を見たり、英語の絵本を読んだりしています。

それでもやっぱり英語力は、卒園前と比べると少し落ちているなーというのが正直なところです。

しかし、その点については、プリスクールの先生にも相談しましたが、

『一旦は英語力は落ちてしまうことは、仕方ないこと。しかし、幼少期に英語を身に着けているため、耳は覚えているので、また、小学4~5年生からグッと英語が伸びてきます。そのためには、このまま英語学習を継続することが大切。』

とのことです。

なので、プリスクールに通い、せっかく英語を身につけても

「インターナショナルスクールの初等部に進学しないならプリスクールに通わすのも、もったいないなぁ。」

と思われる方も前向きに検討されてもいいかもしれません。

公立小学校へ入学後の様子

プリスクールでは、英語のみの生活で自宅での本読みも英語の絵本であったため、年長の夏休みでもほひらがなの読み書きはほとんど出来ない状況でした。

そのため、家庭での取り組みでなんとかしなければならず、小学校へ入学するまでのひらがなの練習はとても大変で親子ともにストレスとなっていました。

何度練習をしても、一つ覚えると一つ忘れて、とても焦っていましたが、就学前検診で小学校の先生が「入学してからひらがなは一から覚えるので、なにもわからなくて大丈夫です。」と話されているのを聞き、ホッとし、『なるようになるか。』と肩の荷が下りたのを覚えています。

実際、小学校に入学してからは、入学前の覚えられないことが嘘のように、自然とひらがなを覚えていき、カタカナ、漢字と満点ではなくてもそれなりに習得していきました。

そのため、公立小学校へ進学するのであれば、ひらがなの読み書きはそんなに心配しなくてもいいと私は思います。

しかし、日本語の理解力はもう少しつけておいた方がよかったと反省しました。

入学当初は、先生の話される意味を理解していないことや野菜など果物の名前など誰もがわかるものが、英語ではわかるけれど、日本語でなんというかわからないということが少なからずありました。(テスト用紙にアルファベットで記名したりも…汗)

それに関しては、もっと日本語の絵本の読み聞かせを行っていればよかったなと反省しました。

それでも、自然と小学校の雰囲気に慣れ、内気で恥ずかしがり屋のちびレモンでも、「楽しい!」と言って毎日登校できており、本当に子供の適応能力は高いなと感心しています。異なる文化の集団生活にもすぐに慣れ、大きなトラブルなく過ごせています。

 

まとめ

①プリスクール卒園後は、学校によって校風は異なるが英語学習においては、私立小学校の方が環境が整っていることも多く、受験が向いている子供には私立小学校への進学を検討してみるのもあり。

②小学校へ進学後は、英語学習時間がプリスクールへ通っている時と比べると減ってしまいため、一時的に英語力はある程度落ちてしまうが、英語学習を継続することで再び、グッと英語力が伸びる時がくる。

③英語の学習も大切だが、日本語の絵本等での読み聞かせはして、日常会話以外の日本語と触れる時間を作ることも必要。

④何はともあれ、一つ一つ子供なりに頑張って、小学校生活にも慣れる適応能力を子ども自身が持っているので、大きな心配はいらない。

いろいろご不安もあるかと思いますが、後悔のない選択になるといいですね。

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